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*新しい居場所・・・

2018年 08月18日 14:49 (土)


救急車で運ばれて、1ヶ月と1週間入院していた病院から、
療養型の病院に転院した母。

新しい病院のソーシャルワーカーの面談を受け、
その翌日にすぐ転院を決めた。

ちょうど受け入れ体制もできているとのことだったので、即決。
それに救急で入った病院は、もはや母の居場所ではないと思ったのも、
私が転院をすぐに決めた理由でもあった。

母は、低レベルな全身状態でありながらも
安定していた。

転院先は、ざっと見たところ、
母と同じような容態の老人ばかりで、
ベッドは埋まっているようだった。

この1ヶ月、
水分と塩分だけの点滴で、
母は命尽きるまで生きていく・・・
そんな時間だった。


転院先の医師によれば、
「人によるので、統計でしか言えませんが・・・」
やはり、命は1ヶ月、2ヶ月だという結論。
「お母様は、これから眠っていることが多くなると思います。」

医師の言葉は素人でも容易に想像がつくものだった。

以前にも書いたかもしれないが、
客観的には、「天寿を全うできた。」ということになるのであろう。

しかし、助ける方法もなく、一つの命を見殺しにしているような、
なんとも心に引っかかりのある状態で過ごしたこの1ヶ月は、
このような立場を経験した者でなければ理解できないものかもしれない。

それは悲しいという気持ちとも違う。
モヤモヤした気持ちであり、言葉では言い表せないようなものである。
さらに、私の中の怠け癖が頭をもたげたようで、
できれば何もしたくない・・・
気づけば、ため息ばかりを付く自分がいる。



朽ちていく・・・残酷な言い方なのかもしれない。
人間が、ゆっくりと朽ちていく姿を逃げずに見守ることは、
母が一人の人間の一生の終わり方を身をもって、
私に教えているのかもしれない。

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