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♪良いかも!浦安市郷土博物館

2016年 09月10日 15:39 (土)


ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
浦安歩きの記録、今回で3回目の更新となります。


浦安の町を散策して、たどり着いたのが、
【浦安市郷土博物館】でした。

なかなか充実した博物館でしたよ。無料だし・・・(笑)




浦安の歴史をいろいろな形で展示しているのですが、
ことに印象的なのは、屋外の展示場です。
猟師町・浦安が一番活気づいていた昭和27年頃が再現されています。

移築された建物や再現された建物・・・
内部にも入れるので、昭和を感じることもできました。
それでは、ご紹介しましょう。

↓の地図の赤い部分が漁師町・浦安です。
白い部分は埋め立てです。


(拡大可)





  ↑貝採りや海苔の養殖に使われていた「べか舟」がこれ!




昭和27年頃、賑わっていた頃の浦安を再現。
クリック→前記事のフラワー通り辺り。








映画館や演芸場もあったとか・・・




母から聞いた話だと、私のオムツもコレ↑で洗っていたそうです。




【三軒長屋】
江戸時代末期の建物を移築したもの。
実物が残っているのは全国的にも珍しいそうです。




【魚屋】
フラワー通りに面して建っていたものを移築。明治38年頃の建物。



【たばこ屋】
大正15年頃の建築で大正~昭和にかけての標準的な商家の造りだそうです。



亡き父のそばでこの缶はよく見ていました。




こちらの天ぷら屋さんは、山本周五郎氏の「青べか物語」の中で、
主人公がよく行く店として描かれているそうです。(再現)

休憩スペースになっていて、クーラーがとてもよく効いていました。
お茶の用意もしてありました。(無人)


天ぷら屋さんの店内







「いらっしゃい!いらっしゃい!」



メニューには、浦安豆知識的なことがたくさん書かれていました。
字数が多すぎて、ちょっとやそっとでは読みきれませんけど・・・



細かなところまで再現していますね。







海苔の養殖や貝を採って生活をしていた浦安の漁師たち。

過去800年間に約50回もの高波被害に遭い、
全村が壊滅的な被害を受け、
また復興するという歴史を繰り返してきました。

そんな自然との闘いの歴史の中で、村人たちの連帯感が生まれ、
とても人情に厚い地域となったそうです。

そして、時は流れ、
自然との闘いに加え、
自然を破壊する者との闘いもありました。

昭和4年には、
東京の人糞処理工場を猟師町・浦安に作る計画がありましたが、
村民が力を合わせ回避。(高波で人糞が町にあふれることが予想された。)

昭和14年にもまた、
人糞処理工場進出の計画が持ち上がりましたが、
これまた村民の力で中止させたのでした。

昭和33年には、
江戸川上流の本州製紙の「黒い水」事件で、
海の汚染が明らかになりました。
警察との衝突により、負傷者・検挙者を出しながらも
国会に問題提起するような大事件となりました。
その事件は日本で初の水質保全法誕生のきっかけとなったのでした。


そして時代はさらに工業化へ・・・

水質悪化により、漁業が難しくなり、
漁師町・浦安は、町のあり方自体を考えるべき転換期を迎えたのでした。
将来、子の世代、孫の世代が暮らしていける町を考えよう!

そして漁業権の一部放棄、
浅瀬を埋め立て学園都市を作ること、
大人も楽しめる大きな遊園地を誘致することなど、
思い切った方向転換を決断したのでした。

ちなみに大きな遊園地の構想については、
私が生まれた昭和33年~34年頃にはすでに持ち上がっていたようです。

昭和39年には埋め立て開始。

昭和46年には漁業権の全面放棄となり、
漁師町・浦安は実質的にはなくなったのでした。
ある参考資料(ネット)には、
「自ら漁業の歴史を閉じた。」と記されていました。

埋め立てにより、浦安市の面積は4倍に広がり、
その後は多くの人がご存知の発展へと
向かっていったのでした。

私が今回浦安に興味を持ったのは、
夢の国・ディズニーリゾートが
いきなり埋め立て地に出現したのではなく、
長い年月をかけて地元民の苦悩や
将来への希望の上に出来上がったことを
知っていただきたかったのです。


漁師町・浦安の人々の相互扶助と一致団結の精神で
乗り越えてきた様々な困難については
こちらの【浦安市郷土博物館】で詳しく知ることができます。



思いつきで行った千葉県・浦安散歩でしたが、
奥が深かったです。


夏の静岡旅行に引き続き、
長い記事にお付き合い下さいましてありがとうございました。


じゃ、今日はこのへんで・・・




なお浦安の歴史については、
ネット検索・浦安市郷土博物館展示やリーフレットを参考に、
私がまとめたものです。
間違いや誤解があるようでしたら、
お知らせ下さいね。



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