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山吹の時・・・

2020年 04月06日 11:45 (月)

寄 桜



寄 桜



寄 桜



寄 桜



【七重八重 花は咲けども山吹の みのひとつだに なきぞかなしき】

山吹のお花を見ると、亡き父から聞いたこんな↑和歌を思い出します。
父が特に和歌に造詣が深かったというわけではありませんが、
何度かこの和歌について語っていた父でした。





道灌の山吹伝説

太田道灌は、ある日の事、鷹狩りにでかけて俄雨にあってしまい、
みすぼらしい家にかけこみました。
道灌が「急な雨にあってしまった。蓑を貸してもらえぬか。」と声をかけると、
思いもよらず年端もいかぬ少女が出てきたのです。
そしてその少女が黙って差出したのは、
蓑ではなく山吹の花一輪でした。
その意味がわからぬ道灌は
「花が欲しいのではない。」と怒り、雨の中を帰って行ったのです。

その夜、道灌がこのことを語ると、近臣の一人が進み出て、
「後拾遺集に醍醐天皇の皇子・中務卿兼明親王が詠まれたものに
【七重八重花は咲けども山吹の(実)みのひとつだになきぞかなしき】という歌があります。
その娘はひとつなき貧しさを山吹に実がならないことに例えたのではないでしょうか。」と
教えられました。
驚いた道灌は己の無知を恥じ、
この日を境にして歌道に精進するようになったとか・・・

参考にしたのは、こちらのHP→









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No title

2020年04月06日 18:23

貧しさの中でお花を差し出すって
少女の清らかな心を感じちゃうなぁ~。

No title

2020年04月06日 23:51

先日紹介した枝垂桜のある洞昌院は、
道灌が暗殺された館の跡地で、道灌の首塚があるところなんです。
郷土の歴史の中でもビッグネームなので、
自分も、山吹を見る度に自然と七重八重...の歌が頭に浮かびます。

No title

2020年04月07日 10:57

歌とともに山吹のお花を差し出すとは、
女の子、あっぱれです。
貧しくとも心は崇高です。

No title

2020年04月07日 11:06

そうでしたか!
私も高校生の時、父と道灌の首塚に行ったことはあるのですが、記憶がほとんどないのです。
洞昌院だったのかもしれませんね。

aqui屋さんもこの歌を思い出されますか!
嬉しいなぁ~!
夫J氏は、この歌を知りませんでした。
「ふ~ん」で流されたのが悲しい・・・(笑)