2018年 09月27日 16:46 (木)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
なんだか極端に気温が低い本日の横浜です。
衣替えという文字が頭をよぎります。
さて、本日のお話は、完全に観光案内です。
千葉と言えば、海産物狙いで南の方向を目指す私ですが、
千葉でも海から離れた成田方面のお話です。
こんな所があったんだ!
昭和61年からあった施設(博物館)のようですが、
今回、初めて知りました。
体験博物館
千葉県立【房総のむら】
だいたいこのネーミングからして、
何か普通とは違う!
古代から近代までの千葉県内の歴史や生活様式が、
出土品や物づくり体験、復元された建築物、古墳群、
そして重要文化財を通して、
知ることができる施設です。
敷地の広さ、扱う年代の幅広さが、
こちらの博物館のウリだと思います。
スケールが大きい!
袴や忍者のコスプレして敷地内を見学できるのも面白いかも!
自然もいっぱいで、博物館の概念は、
まったく崩されるのです。
場所は、成田空港や成田山新勝寺の近くです。
それでは、体験型博物館を見ていきましょう。
記事が長いので、写真だけでもどうぞ!
入場するとすぐに、【商家の町並み】が見えてきます。
江戸時代後期~明治初期の商家の町並みが再現されています。
多くのテレビドラマのロケにも使われているそうですよ。
「花子とアン」「とと姉ちゃん」「西郷どん」「天皇の料理番」等々
張り子、和ろうそく、べっこう飴など
いろいろな体験ができるようでした。
当日申し込みのものと事前予約のものあり。
次に、こじんまりとした【武家屋敷】を見学して、
ちょっと一休み。
オイオイ!一休みが早すぎやしませんか?
いえいえ、この日は蒸し暑い日でしたし、
敷地内に点在するポイントまで、かなり歩くのです。
ですからちょっと・・・
敵もさるもの、良い所に茶店があるのよぉ~!
一休みして、【農家】が点在するエリアへ・・・
落花生の収穫体験が行われていました。
犯人は鳥さんでしょうね。あれれ・・・です。
タコを模した魔除け
たくさんの足で怖がらせる
タカアシガニの甲羅を使った魔除けのお面
千葉県の多くのエリアで行われている風習「辻きり」
厄除け、魔除けのために。
そして、重要文化財のエリアへ・・・
【旧学習院初等科正堂】
明治32年に建てられたものを移築。
【千葉県議会議事堂】
明治13年に建てられた建物を再現。
和洋折衷な洋式が特徴だそうです。
こちらに載せた情報はほんの一部です。
体験イベントも豊富なので、
秋の行楽の一つに入れてもいいかもしれません。
大人も子供も楽しめる施設でした。
近くに産地直売所、お食事処もありますので、便利ですよ。
じゃ、今日はこのへんで・・・
【房総のむら】HP→★
2018年 09月25日 15:09 (火)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
ご無沙汰しておりました。
ボチボチ、ブログを再開しようと思います。
お時間があるようでしたら、またお付き合い下さいね。
この連休、「旬は外せない!」ということで、
芸術的であり、また妖艶な彼岸花を見てきました。
9月23日(日)は、府中市郷土の森博物館の彼岸花を、
そして、24日(月)は、私の定番的な彼岸花スポットである、
茅ヶ崎里山公園に行ってきました。
【府中市郷土の森博物館】
(東京都)
初めて行きましたが、
緑豊かであり、また歴史を学べるような古民家が立ち並び、
プラネタリュームまである興味深い施設でした。
彼岸花はピークを迎えていたようで、
終わっているもの、最高潮なものが入り混じっていました。
人も少なくゆっくり彼岸花を見ることができました。
昨晩、お月様ご覧になりましたか?
古民家には、季節感のある飾りが施されていました。
【茅ヶ崎里山公園】
(神奈川県)
小出川沿いの田園風景の中で見る彼岸花は、
里山の風景そのものです。
稲刈り前の稲穂とともに彼岸花を楽しんできました。
茅ヶ崎のイメージ「海」とはまったく別物の田園風景をお楽しみ下さい。
軽装ですが、稲刈りのお手伝いでしょうか?
大変そう!
この雨でもしかすると、
今年の彼岸花は終わりを迎えてしまうかも・・・
9月ははっきりしないお天気が多かったですね。
気づけば、10月が目の前です。
気温の変化も激しいです。
体調管理には気をつけたいものですね!
じゃ、今日はこのへんで・・・
2018年 09月03日 14:59 (月)
2018年8月29日(水)・・・
母の力は尽きた。
午前10時13分、病院からの電話を受けた。
仕事を整理して、病院に着いたのが11時25分。
すぐに主治医とともに病室へ・・・
<11時29分、死亡確認>
「10時20分頃から、心配停止状態になりました。」とのことだった。
看護師の方々は、皆、礼儀正しく、親切な対応だった。
最期の居場所を求める老人が多い病院らしく、
遺族への配慮のある行動、
そしてすべてがスピーディーでもあった。
今朝、「○○さ~ん!おはようございます。」と呼びかけると、
うなづいていたそうだ。
「お母さんは、心臓が強かったですねぇ。」
「がんばりました。」
看護師によるエンゼルケアが済み、
母の病室に戻った私は、葬儀社が来るまでの間、
母と小1時間を過ごした。
この日の前日、酸素吸入のマスクをしていたせいか、
痩せた頬がそこまで目立たなかった。
しかし、お化粧が施されたその死に顔は、
まつ毛の長い<ガイコツ>そのものだった。
そんなことを言っては、母には悪いのだが・・・
それはそうだ。約2ヶ月間、
口からも点滴からも栄養を摂っていないわけだから。
母の顔を眺めながら、
父に気を使い、家族のために家事に従事し、
昭和の普通の専業主婦だった母を
「趣味もなくて、面白いのかな?」
「本当に幸せなんだろうか?」と思っていた私だが、
その考えは、間違いだということに気づくのに、
そう時間はかからなかった。
生きている人たちは、
生活できていることを普通のことだと思っている。
しかし、その普通なことは、なかなか大変なことである。
多くの人はそんなことをあらためて考えたことはない。
この2ヶ月、母が餓死状態になる最期の時まで付き合った。
人間って、あっけなく亡くなる場合もあるが、
力の限り生きると、結構、強い。
生命力ってすごいのである。
息苦しいこともあったであろう。
心細くなったこともあったであろう。
口幅ったい言い方をすれば、
人間の命の尊さを母は身を持って私に教えてくれた。
まさに生き様を見せつけたのだ。
くだらない人生なんてないんだ。
<生きる>ことそれ自体が、価値があり、大変なことなのだ。
身支度を整えて、葬儀社の車に乗せられた母・・・
医師・看護師・ソーシャルワーカーの方々と私で、
その車を見送った。
それまで、心の端っこに追いやっていた寂しさが、
その時は、さすがに頭をもたげてきた。
涙が少しだけこぼれた・・・
母、91歳。老衰。