2016年 01月08日 16:59 (金)
七草も終わり、お正月気分にもピリオドです。
最近では、そのお正月気分も子供の頃のようではなく、
3が日が過ぎると「お正月、はい!終わりぃ~」って感じです。
さて、今年の新春・神社めぐりは、
「行ったことのない神社へ行ってみよう!」ということで、
神奈川県・伊勢原市の神社をたずねてみました。
まずは・・・
小田急線「伊勢原」駅から歩いて約10分、
伊勢原大神宮へ行ってみました。
こちらは、江戸時代初期の創建の神社です。
伊勢原と言えば、江戸時代に流行った大山詣のポイントです。
関西から大山詣をするためにこの地を訪れた旅人が、
このあたりで一泊した際、
ある出来事をきっかけに、この地を開墾することになったそうな!
開墾に手を貸す者が次々に集まり、
野っぱらだったこの地が一つの集落となり、
その鎮守として、
故郷の伊勢神宮の神様を勧請し、奉祭することになったとさっ!
そのことが、この地伊勢原の地名の由来になったそうな!
社殿がとても綺麗でした。
駅から近いという立地の良さもあり、
多くの人が初詣や祈祷に訪れていました。
由緒ある神社ですが、
商売っ気が見え隠れしてました。(笑)
次に訪れた神社は、半端な古さではありませんでした。
相模國三之宮 比々多神社 (延喜式内)
さかのぼること、はるか縄文時代のことになります。
発掘された遺跡からは、
御神体として原初的な神社信仰があったこと、
古くから聖地信仰があったことが、
分かるとも言われています。
古代から信仰の地とされていた比々多神社辺りですが、
古代から歴史を重ねてその後・・・
源頼朝公が妻・政子の安産祈願に
相模国の社寺に神馬(しんめ)を奉納されたと
古い書物に書かれていますが、
こちらの「三宮冠大明神」のことも出てくるとのことです。
鎌倉時代が終わり、
室町時代には戦いで、広大な神領の大部分を失いましたが、
こちらが相模の国の名社であることを知った後の
徳川家康公により、復興されたと言われています。
社殿の裏に回ってみると、
「元宮」はこの奥ということだったので、
道案内通り奥へズンズン・・・
小高い山を登っていきました。
「元宮」ですからねぇ!
小さくてもそれなりに古いもの?
なんて勝手に思っていました。
「元宮」
↓
市街地や東名高速がよく見えました。
「元宮」の後ろには、大山が見えました。
意味はありませんが、山頂にググッとズーム!
頂上が見えました。
ここが本来の社の位置なんでしょうか?
古代人も大山を仰ぎながら、神を崇拝したのでしょうか?
自分勝手に妄想!
いにしえに想いを馳せたメグおばちゃんでした。
こちらの神社には、郷土博物館も併設されています。
興味深い発掘物が展示されているようですよ。
三ノ宮郷土博物館→★
比々多神社の駐車場にこんなの咲いてました。
じゃ、今日はこのへんで・・・
*各神社リーフレット、HPなどを参考にして、
記事をまとめています。