2015年 09月30日 15:39 (水)
気づけば、明日はもう10月・・・
長雨の期間も終わったようで、
秋風が心地よく感じられるこの頃です。
さて、本日のお話は・・・
<坂東三十三観音霊場巡り>を続けている私ですが、
今回、ご紹介するお寺は、
今まで訪れた中でも、
一番好きなお寺かもしれません。
そのお寺は、森の中・・・
伐採厳禁の天然記念物指定の森の中にありました。
現在ではパワースポットとしても有名なようですが、
古くは、安藤広重(二代目)の「諸国名所百景」に描かれ、
芭蕉の句碑もある、
房総の古刹なのであります。
~ 笠森寺(笠森観音)~
第三十一番札所
千葉県長生郡長南町笠森
巨大な岩の峰上に建てられた笠森観音堂は、
「四方懸造(しほうかけづくり)」と呼ばれる
日本唯一の構造で広く知られており、
その高い建築技術と壮麗な姿は国指定重要文化財となっています。
空中に浮ぶような回廊からの展望はすばらしく、
また、眼下に広がる広大な自然林は貴重な国の天然記念物です。
(長南町HPを参考にしています。)
見上げると思わず「わぁ~!」と
声が出てしまいそうな観音堂です。
観音堂は土足厳禁。
サンダルに履き替えて上がります。
<笠森寺>は、
最澄が霊木の楠で十一面観音(784年)を彫り、
山上に安置したのが始まりと言われています。
その後1028年に後一条天皇の勅願により、
正式に建立されたということです。
階段を登る途中で・・・パシャ!
土台は岩です。
観音堂の最上階から見た境内
「五月雨に この笠森を さしもぐさ」
拝観料とお参り、ご朱印は、最上階で・・・
受付の女性の方は穏やかであり、またにこやかに・・・
「今日はどちらからですか?」
「横浜からです。」
「どうぞ、お気をつけて・・・」
「ありがとうございます。」
ほんの一瞬のありふれた出来事ですが、
心和む瞬間でした。
<笠森寺>は見どころも多く、こんなものも・・・
大きなクスノキの根元近くに、
人が一人通れるくらい穴が開いています。
子宝に恵まれるようにと、
この木をくぐるために、全国から訪れるとか・・・
夫J氏が、メグおばちゃんに「くぐってみれば!」と・・・
さすがにねぇ!(笑)
試してみるのも恥ずかしい・・・
この日も若いご夫婦が次から次へと、
くぐっていました。
どうぞ、次はお子さんといっしょに訪れることができますように・・・
自然林の中の古刹・・・
まさに<坂東三十三観音霊場巡り>にふさわしいお寺でした。
笠森寺(笠森観音)のHPには、
空から見た笠森寺の様子が、
動画でアップされています。
興味のある方はご覧ください。
行ってみたくなるお寺だと思いますよ!
じゃ、今日はこのへんで・・・
2015年 09月26日 16:39 (土)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
先日、シルバーウィーク最終日に、
品川ぶらり散歩に行ってきました。
以前にも歩いた道でしたが、
季節が違うとまたちょっと新鮮な感じでした。
自分自身も年を少々重さねたことですし・・・
物の見方も少し変わっているかもしれません。
新発見があるかな?
品川と言えば・・・
都会でもあり、また旧東海道の宿場だったり、
人それぞれ、思い浮かべることがまったく違うかな?
まずは北品川橋の品川浦の舟溜まりの風景から・・・
ビルと舟が織りなす風景が面白い場所です。
この辺りは、現在こそ海から少し奥まった場所のように見えますが、
昔は、漁港であり海苔の主要な産地だったそうです。
話はちょっと逸れますが・・・
この日は、気温が高く、
汗が出るほどでしたが、
なぜかラーメンが食べたくて、
散策途中で普通の中華料理屋さんに入りました。
ワンタンメン
最近は、町の何の変哲もない中華料理屋さんよりも
ラーメンと言えば、家系を好んで食べていました。
たまには、シンプルな醤油味の中華麺もやっぱり美味しいです。
コショウなんぞ、少々振ってね!
余談でした。
品川ぶらり散歩、近日公開!(笑)
じゃ、今日はこのへんで・・・
2015年 09月26日 15:06 (土)
2015年 09月25日 20:09 (金)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
シルバーウィークが終わったら、また雨・・・
2015年9月は雨が多すぎですよね!
彼岸花がやっと咲いて、次はコスモス・・・
どうなるのかな?
さて、皆さんは連休は何をしてお過ごしでしたか?
お出かけ?お仕事?お家のお片付け?
メグおばちゃんはもちろん、お出かけ派でした。
今回は一泊で千葉へ行ってきました。
コンドミニアムタイプの宿(九十九里・一宮)に泊まりました。
子供が小さな時以来です。
時間に束縛されることがないので、
おばあちゃん連れでも安心です。
お昼は・・・
これで1080円!美味しい!
地元の老舗「女良食堂」にて!
また、近くに行った時には立ち寄りたいお店です。
おばあちゃんも大満足でしたよ。
お天気はよかったのですが、
外海は荒れていました。
湘南よりレベルが高いような・・・
湾内な外海とは対照的!
のんびり釣り糸を垂れる人が多かったです。
釣果は別として・・・(笑)
私と言えば、海をぼんやり眺めていました。
ぼんやり・・・これもなかなかいいものです。
この日は疲れて夜8時には床につきました。
お家ではありえない時間です。(笑)
そして朝・・・
日の出と秋の雲を激写(笑)
窓を大きく開けて、心地良い風をお部屋いっぱいに・・・
早朝から釣りに出ていた夫J氏が戻ってきて、
釣果を訊ねると・・・「ひいらぎ、一尾・・・」
釣りをなさる方はご存じだと思いますが、
ちょっと情けない釣果です。
そして、帰り道には<道の駅>でお買いもの。
ちょっと高めですが、千葉産のピーナツで作ったとのこと。
このところ毎朝、いただいております。
ピーナツの味がしっかりする濃厚なピーナツペーストです。
お土産にいいかも!
買ってません。(笑)
2015年 09月25日 17:13 (金)
現・茨城県常陸太田市辺りを
平安時代から約400年間、治めていた佐竹氏・・・
関ヶ原の合戦で徳川側につかなかったため、
家康から秋田への国替えを命ぜられ、
その時からこの地は、徳川家の統治となりました。
そんな歴史的背景の常陸太田にある【佐竹寺】です。
訪れたのは暑い8月でしたが、
そのお寺の佇まいは、
坂東三十三ヶ所観音霊場巡りにふさわしい
歴史を感じるものでした。
日の丸の扇は、佐竹氏のシンボル。
ほとんどの建築物が火災で焼失していますが、
本堂(1546年再建)は、往時を偲ぶ唯一の建物で、
国の重要文化財に指定されています。
寺院が北向きに建てられているのも
こちらの特徴となっています。(北向観音)
ひなびた雰囲気が、印象的なお寺でした。
いにしえに思いを馳せながら、
気持ちが楽になる感じでした。
2015年 09月24日 17:09 (木)
金木犀が香るシーズンになりました。
この香りとともに本格的な秋がやってきますね!
私はその香りが好きなので、
とても気分がよくなります。
さて、シルバーウィーク明けのお話は・・・
8月はさぼっちゃった横浜山手西洋館のことになります。
先日、ちょこっと行ってきました。
9月と言えば、お月見。
今年は9月27日が十五夜だそうです。
山手111番館「お月見のテーブル」
~ごこく・ほうじょう・NI・かんしゃ~
食空間コーディネーター/「あとりえそら」「HITOEのテーブル」主宰 為谷一重
ダイニングの窓辺
バックのソフトクリームの置き物には目をつぶってくださいね。
しっとり静かなお月見の夕べを演出
さすがに連休です。
見物のお客さんの出入りが、多くありました。
<港の見える丘公園>から赤いくつ号に乗って、
大さん橋へ・・・
連休だけあって他県からのお客さんで、
バスは混んでいました。
この日、大さん橋に2隻の船が寄港すると聞いていたので、
2隻が同時に見える場所、
象の鼻パークへ行ってみました。
飛鳥Ⅱとセレブリティ・ミレニアムが見えました。
ロイヤルウィングのおまけ付き!
ある日の午前中のことでした。
朝晩の冷えには注意しましょう!
じゃ、今日はこのへんで・・・
2015年 09月19日 14:19 (土)
青いだるまさんがいっぱい!
宮城県仙台市ではこの【青いだるま】が一般的なものなんだそうですね。
メグおばちゃんは知らなくてびっくり!
青いだけではなく、すでにお目々まで黒く塗られています。
お腹には、宝船や布袋さんなど縁起物が描かれているそうです。
なんだかこうして見るとロシアのマトリョーシカみたいですね。
歴史ある【青いだるま】については、こちら
手抜きですけど・・・(笑)
この【青いだるま】に出会ったのは、
宮城県でも参拝客が多い神社です。
仙台総鎮守<大崎八幡宮>(宮城県仙台市)
こちらは、平安の昔から、
武運長久を願い、人々に崇められた八幡宮です。
社殿(国宝)は伊達政宗公の命により、漆塗りまたは極彩色、
各所に飾り金具が施された豪華な造りだったそうです。
平成11年~6年間かけて創建以来の大規模保存修理工事が行われ、
創建時の美しさを再現したそうです。
現在は武運でもないですが、
若い人たちが、人生を生き抜くため?にお参りしていました。
手水舎で手を洗い、口をゆすぎ・・・
きっちり型通りのお参りをしていました。
心の底から願うことがあるのでしょうね!
この夏の被災地巡り旅で、
もう一か所に立ち寄った所があります。
そちらも宮城県では、
人気のあるお参りスポットだとか・・・
日本三稲荷<竹駒神社>(宮城県岩沼市)
創建は、842年(承和9年)
こちらもかなり古いです。
竹駒神社は日本三稲荷となっていますが、
地域によってそのくくりは違うようです。
竹駒神社では、もちろん竹駒神社(宮城)、
笠間稲荷神社(茨城)、伏見稲荷大社(京都)を
日本三稲荷としています。
日本三稲荷・・・気になる方は、
インターネットで調べてみて下さいね!
考え方なのかな?かなりくくりが違います。
本日アップした二つの神社でもご朱印をいただきました。
メグおばちゃんのご朱印集めはまだまだ始まったばかりです。
これからもいろいろな場所を訪れ、
お参りして、ご朱印をいただきたいと思っています。
じゃ、今日はこのへんで・・・
2015年 09月17日 11:09 (木)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われますが、
秋のお彼岸の頃の気温を飛び越し、
冷た~い雨が降る横浜です。
そんな中、水害・安保法案・次から次へと起きる事件・・・
目が離せないことがいっぱいの今日この頃です。
さて・・・もうすぐお彼岸ですね!
お彼岸と言えばおはぎですが、
おはぎorばたもちはお好きでしょうか?
私は甘い物には目がないので、大好きです。
ところで、おはぎとぼたもち・・・
毎年、その違いを調べてはまた忘れる・・・
その繰り返しです。
しかし、今年はここで書いたので、
もう忘れることはないでしょう。
ご存じの方も多いことだとは思いますが、
どちらも同じもの。
おはぎは、お萩
ぼたもちは、牡丹餅
それ以上の説明は必要ないですね!
今日のお話は、そんなたわいもないことでした。
写真は、今がシーズンの彼岸花のある風景です。
早いですね!もう稲かりが終わってました。(一部)
秋らしい風景が見られるようになってきました。
さて、皆さんのシルバーウィークのご予定は?
じゃ、今日はこのへんで・・・
撮影場所:神奈川県 中井町/厳島神社湿生公園
2015年 09月14日 16:39 (月)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです!
昨日、近所で見つけた彼岸花です。
誰かがタネをまいたのでしょうか?
あまり良い条件ではないというより、
ここは普通の裏通りで車も通ります。
彼岸花が咲くには、ふさわしくない場所です。
しかし、頑張ってたくさんツボミをつけていました。
昨日の午後、見つけて、
今朝その場に行ってみると、
誰かが、はさみかな?
数本のお花を切ったあとがありました。
ちょっとした目の保養になるんですから、
どうぞそのままで・・・
話は全く変わりますが・・・
インターネットで国勢調査に協力しました。
5年に一度の国勢調査・・・
5年前って何していたかな?
家族構成は、まったく変った我が家です。
皆さんは5年前はどんな風でしたか?
じゃ、今日はこのへんで・・・
2015年 09月12日 17:29 (土)
ハイハ~イ!メグおばちゃんです。
やっとやっと晴天になりました。
そして朝の地震にはびっくり!
飛び起きたメグおばちゃんでした。
さて、本日のお話は・・・
前回の記事で筑波山の【大御堂】を訪れたあと、
お隣りの<筑波山神社>にもお参りしました。
立派な神社でした。
感動したその瞬間・・・
「あっ~!やっちまったぁ~!」
ご朱印帳を車に忘れてきたことに気付きました。
【大御堂】では坂東三十三観音巡り専用のご朱印帳に
ご朱印をいただきました。
そのほか、行った先々でご朱印をいただく専用のものを、
用意していたのに・・・不覚!
まあ、先を急ぐこともあり、
ご朱印は諦めることにしました。
見るからに重厚な拝殿ですね!
<筑波山神社>
関東地方に人が住むようになった頃から、
信仰の対象として仰がれてきたそうです。
かなりの歴史ですね!
江戸時代には、江戸の鬼門を護る神山として、
神領1500石を与えられるほどでした。
明治時代の神仏分離で
お隣りの【大御堂】と同じ運命を辿り、
神社として独立したそうです。
そんな<筑波山神社>のある筑波山ですが・・・
ガマの油売りでも有名です。
お若い方はご存じないかもしれませんが、
ある一定の年令以上の方は、
どこかで聞いたことが絶対あるはず!
デューク・エイセスの♪筑波山麓男声合唱団♪
「ガマはガマでも四六のガマ~」
これで忘れていた方も思い出したのでは?(笑)
ところで、ガマって?
↑四六のガマは、ニホンヒキガエルのことらしいです。
筑波のガマの油売りの口上で言うところのガマは、
あたかも筑波山特有のニホンヒキガエルの油だとして、
江戸で販売したそうです。
そしてその切り口上が有名になったとか・・・
「さあさ、お立ち合い。御用とお急ぎでない方は・・・」
これです。
その切り口上がその後、舞台や落語に使われ、
今では民族文化芸能となり、保存会も出来ています。
ちょうど私が通りがかった時、その保存会の方でしょうか?
ガマの油売りがクライマックスを迎えたところでした。
ガマの油売りの口上も少し聞くことができたし、
筑波山でもいい思い出ができました。
私の2015年夏旅は、なかなか盛り沢山でした。
まだ、ネタが少し残ってます。(笑)
よろしかったら、
適当にお付き合い下さいませませ~!
~参考~
ガマの油
大阪・夏の陣に徳川側として従軍した、筑波山【大御堂】の僧侶が
ガマ成分・山野草成分・植物油脂を配合した薬を
戦場で使って大評判になったという逸話が残っている。