2011年 04月06日 15:19 (水)
都内の桜に満開宣言が出ました。
我が家のマンションの桜も今朝、満開となりました。
今年は、例年のように咲くまでのワクワク感はなかったなぁ~!
さてさて、本日のお話は、前回の続き です。
フラワートレインで山のほぼ頂上まで行き、途中下車。
山頂からは千葉県が見えます。 久里浜の東電の火力発電所(右)もスタンバイ?
頂上付近では、椿が綺麗に咲いていたので、眺めてきました。
今年は、茅ヶ崎にある【氷室椿庭園】に行くことを予定していました。
しかし、椿の満開が3.11のすぐあとだったみたいで・・・、
椿を見たあと、おなかも空いてきました。
久里浜から三崎漁港へと車を走らせた私たち夫婦でした。
三浦漁港にある、漁師のおかみさんの店【はまゆう】に行きました。
午後2時を過ぎていたので、お店は空いていました。
私がはまゆう定食(いかコロッケ ・さんが)です。 夫J氏がまぐろカツ定食です。 どちらもお手頃価格です!
湾の景色を眺め、お昼を食べながら
お店の人にどうしても聞いてみたいことが私の中でフツフツと湧いてきました。
「地震の当日はどうでしたか?」
三浦半島にも大津波警報が出ていたのは、ニュースで知っていました。
実際、その時に港近くの人々はどのような行動をとったのか?生の声を・・・
お店を閉めて、すぐに避難したそうです。
そして避難しながら、漁船がたくさん係留されている小さな湾(北条湾)を見ると、
海の底が出ていたそうです。
警報が出ていたものの<マグロの三崎港>の目の前には城ヶ島があります。
その城ヶ島があるために津波は遮られ、実害は免れたそうです。
ちょうど宮城県で言えば、【日本三景の松島】と同じような感じです。
あちらも松島の島々に助けられて<松島町>は、j地震の被害が比較的少なかったそうです。
そうそう!三崎の小さな湾で海底が見えていたという話ですが・・・
気仙沼の被災者の方も「近くの川の水がなくなって底が見えていた」・・・と語っていました。
また、ある場所では井戸の水が極端に少なくなっていたとも・・・
これは地震?津波?の一つのサインなのかもしれませんね!
「地震後のお客さんの動向は?」
やはり、3月14日の計画停電実施の週は見事にお客さんは離れていったそうです。
そうですよね!あの頃は、被災地以外でも、日本国中の人々の気持ちが沈んでいた頃!
買い占めに走る人、余震の恐怖、被災地情報に釘付けの人・・・みんな自分たちのことで精一杯でした。
そして、次の週には少し客足が戻ってきたそうです。
私たちが三崎港を訪れたこの日もそれなりに賑わってはいましたが、
やっぱり、観光客はひいき目で見ても少ない・・・当然かな?!
今回の原発問題で太平洋側の漁場には、心配な要素がいっぱいです。
私たちの大好きな三浦半島も多かれ少なかれ、その荒波に揉まれることになっていくのでしょうか?!
じゃ、暗くなってきたので、今日はこのへんで・・・